
従来の商品より丈が3センチ長くなった
小学生男児用半ズボン。トランクスも見えない |
福山市内の制服販売会社が、従来より丈が三センチ長い小学生男児用半ズボンの販売を本格化する。小学生にトランクス派が広がり、「下着がのぞくと恥ずかしい」との声が増えたため。注目度は高く、販売店も「隠れ需要」の多さに驚いている。
扱っているのは同市卸町の「第一管公販売」。系列の学生服メーカーで業界最大手の「尾崎商事」(倉敷市)が、トランクスが隠れるよう三年前に企画した丈長半ズボンを従来の商品(身長一三〇センチ用で股下五.五センチ)と一緒に販売していたが、来年度からは備後地区で丈長のみを販売する。
尾崎商事によると、制服メーカーが集中する中四国地域は全国的にも公立小学校の制服着用率が高い。半ズボンをはく男児の「パンチラ」は切実な問題という。
トランクスをはく小学生は増えているのか。男性下着メーカー最大手の「グンゼ」(大阪市北区)が今年、東京、大阪地区の約二百三十人を対象に実施した消費者調査では、小学四−六年生のトランクス所有者は二人に一人。三年前より三割弱増えている。
同社広報IR室は「父親世代に色、柄が豊富なトランクスが浸透し、影響されている」と分析。第一管公販売の戸川長之社長は「時代に合わせて制服も進化する。ニーズを満たした商品で気持ちよい学校生活を送ってほしい」と話している。 |